角田裕毅 日本GPからレッドブルに

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Yuki Tsunoda on a dark background, with his signature behind him, announcing his move into the ORBR seat for 2025 // Getty Images // SI202503260359 // Usage for editorial use only //

世界で20人しか選ばれないF1レーサー。ヨーロッパ出身の選手が多い中で唯一の日本人レーサーが角田裕毅(つのだゆうき)選手だ。

かつてはメルセデスが強い時代が続いた。その時に王者に輝いていたのがルイス・ハミルトン。

出典:フォーミュラ1データ

優勝回数104回と歴代1位など数々の記録を持つルイス・ハミルトンが所属していたメルセデスはトト・ウォルフの戦力も功を奏して速かった。レギュレーションの変更やレッドブルレーシングの猛追によりレッドブルやマクラーレンに譲る形となったが2014年から2021年はコンストラクターズタイトルを飾っている。

2022年からのレッドブルは現王者マックス・フェルスタッペンがとにかく速く、レッドブルのコンストラクターズタイトルを確実にしていった。レギュレーション変更により、レッドブルもかなり苦しい状況となっているが、マックス・フェルスタッペンの実力に陰りはなく、変わらず速い。

そんなレッドブルレーシングは前年度、上手くマシンを操れなかったセルジオ・ペレスとの契約を解除し、リアム・ローソンを起用。だが不慣れで扱いにくいとされる現在のマシンでは成績を残せず、わずか2戦でレーシングブルズに降格されてしまった。

その結果、角田裕毅がレッドブルレーシングに昇格となった。

日本GPから参戦

出典:鈴鹿サーキット公式HP

母国である日本GPで角田はレッドブルレーシングのマシンに乗る事が出来る。単なるF1マシンではなく、優勝を狙える戦闘能力の高いマシンの乗ることが出来るということだ。

もしかしたらこれから日本人ドライバーのF1でのキャリアを築く瞬間を見る事が出来るかもしれない。

過去、様々な日本人がF1に挑戦し記録を築いてきたが、それらを超える瞬間に、その伝説が誕生する瞬間に立ち会えるかもしれない。そう思うと胸の奥からグワーッと熱くなってくるのを感じる。

フォーミュラ1の魅力は分かりにくいため、ネットフリックスで配信しているフォーミュラ1 栄光のグランプリを観てほしい。

様々なチームやドライバーにスポットを当てて、紹介してくれる。ひとつのドラマを観るようにその年のグランプリを観ることが出来るため、非常に分かりやすくおすすめ。

このシリーズを観て、お気に入りのチームやドライバーをぜひとも作ってほしい。

そうすればF1への興味が300%ほど増すだろう。

角田裕毅の予選結果

角田の予選結果は、Q2敗退で15位に終わった。

赤旗など不運に見舞われたため仕方のないことだが、ここではだれもが納得いく結果を残してほしかったところだが仕方ない。

降格させられたリアム・ローソンは14位と角田より上の結果に終わっているため、かなり不安なところだが、角田もレッドブルでの走行でかなり良いタイムを残しており、不運にさえ合わなけば 上位で本選も終わることが出来ると信じている。

マックス・フェルスタッペンランド・ノリスを下し、1位でフィニッシュしているため、扱いにくいマシンのせいには出来ない。

マックス専用のマシンであるから仕方ないが、それでも1位を勝ち取る実力のあるマシンであることは間違いがないのだ。

条件は全て揃っている。キャリアも経験も、そしてマシンとチームが角田には揃い、ホームコースが晴れ舞台。

全てを載せて、実力を世界に見せつけてほしい。

我々の悲願を載せて、どこまで速くあってほしいと思う。

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