CB400SFの販売がなくなってから2年が経ったが、いまだに人気があり市場価格もプレ値がついたまま落ちてこない。もともと教習車両として使われていたため、THEスタンダードというバイクで初心者向けとい印象のバイクだったが、その素直でレトロな乗り味とVTECというバルブ変化によるエンジン特性の変化が楽しめる唯一無二の400ccバイクとあって人気が出たという感じだ。
発売時期について

そんなCB400SFの新型が中国で出るのではと噂されて結構な月日が経ってしまったが、どうやら2026年ごろに発売されるみたいだ。※早ければ2025年秋との情報もあり!
ストリートファイター系になる可能性もあるが丸目ネイキッドになったとしても、CBらしいフォルムで登場するとは限らない。そのため従来のCB400が好きという人は今のうちに車両を確保するのがおすすめ。

ただCB400SFは長く販売していただけあって、乗り味はかなりレトロな印象。
最新モデルの機敏さはなく、スパッとは動かないためそれが嫌いな人は新型CB400SFを待つのがよさそうだ。
おそらく新型が登場したところでCB400SFの市場価値が下がることはないはずなので、登場するまでCB400SFを買っておいて楽しんでおくという選択肢も十分にアリだと思う。新型には搭載されることのないVTECが搭載されてるCB400SFは唯一無二の存在だ。
大型バイクならVFR800FというVTEC搭載のバイクはあれど他には存在しない。

2バルブから4バルブにエンジン回転数によって変動するVTECは、ドラマチックに出力が変わる。音が変わり、世界が変わるのだ。
400ccとは思えないほど速く、とても刺激的だ。
このトルク変動がかえって乗りづらさになっているところがあるが、それも個性と許せる範囲。

今のうちに最後のVTEC搭載のCB400SFに乗っておいて、新型が出てから吟味してみるのがオススメだと思う。
新型の特徴に関する情報
エンジン
完全新設計の水冷並列4気筒エンジンを搭載し、環境規制(ユーロ5)に対応。最高出力は70ps前後が期待されている。
装備
ホンダの新技術「Eクラッチ(電子制御クラッチ)」の搭載が検討されており、運転の快適性が向上する可能性がある。
足回り
倒立フロントフォークとリアモノサスペンションの採用が予想され、現代的な走行性能や乗り味が期待される。
モデル名
「CB400Four」の名称が復活する可能性があり、1975年に登場した初代CB400フォアの50周年を記念したモデルになると予想されている。
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