HONDAがレッドブルに角田を昇格させるように要請したようだ。
2025年はHONDAがPUを提供する最後の年で、2026年からはアストンマーチンと手を取るが、レッドブルとしては自社開発する予定のPUが上手くいかない場合の保険として、HONDAと上手く関係を保っていたい狙いがあるため、あまり無下に断れない状況だ。
一部では角田のテスト走行の結果をみて、昇格すべきと声が上がっているようで、エンジニアからも信頼が厚い角田が昇格するのは順当ではあるが、リアム・ローソンの昇格が世界的に見ると濃厚だ。
だが125周以上のテスト走行によって2025年のピレリタイヤのデータを多く採取することが出来た実績とアブダビＧＰも含めＲＢ内で相手ドライバーに負けず、結果を残してきた角田が正当評価されるかどうかが注目されるが、Ｆ１は政治色が強いモータースポーツで、単純に速いドライバーが評価されドライバーとなるわけではないため、実に難しい。
そこにHONDAが今回交渉についたわけなので、角田にとって大きな追い風となるだろう。
セルジオ・ペレスは契約解除される見込みだが、RBのドライバーは角田のみ決定している状況で、まだまだ来年度のシートに誰が座るかわからない。だからこそ世界の注目が集まるわけで世界一のドライバーであるマックスフェルスタッペンが所属するレッドブルレーシングがどう動くか、楽しみである。
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