EarFunから発売された新型ワイヤレスヘッドホンEarFun Tune Proは、前作モデルであるEarFun Wave Proからバッテリーなどさらに進化している。1万円を切る価格ながら高機能なモデルであるため、非常にコスパが良く、価格に対して満足度が高い。
ノイズキャンセリングや空間オーディオなど流行りの機能は搭載していてのこの価格なんだから驚きしかない。特にこだわりがなく、できれば高機能なモデルで安く済ませたい人には非常にオススメだ。
EarFun Tune Proの基本性能
EarFun Tune Pro | |
発売日 | 2024年12月26日 |
価格 | 8,990円 |
連続再生時間 | 120時間(NC使用時 80時間) |
コーデック | SBC/AAC |
ドライバー | 40mm径+10mm径 |
Bluetooth | 5.4 |
機能 | マルチポイント・ノイズキャンセリング・外音取り込み・空間オーディオ・イコライザー・低遅延モード・急速充電(10分:15時間) |
1100mAhの大容量バッテリーを搭載することにより最大120時間の連続使用が可能となった。これは前モデルであるEarFun Wave Proの800mAhから37.5%も向上しており、残量を気にする必要がなくなったためストレスフリーだ。しかも急速充電にも対応しており、わずか10分で15時間の稼働が可能なんだからすごいの一言だ。
またEarFun Wave Proと比べ低音がより豊かになっており、ドンシャリサウンドとなっている。これにより迫力のあるサウンドで音楽を聴くことができるため、EDMやアニソンなどがマッチする。
全体的な明瞭感は下がったがふくよかな低音は迫力があり、単純に音楽を聴いていても楽しいと感じる。
好みはあれどドンシャリ傾向の音質は価格を選ばないため、低価格帯モデルでは嬉しい選択。
強力なノイズキャンセリング
密閉型のイヤーカップとアクティブノイズキャンセリングとで-45dBを達成。EarFunらしく強力なノイズキャンセリングを実現しているため、不満なく使えるが他のノイズキャンセリング搭載モデル同様に人の話し声は苦手な様子。
ただエアコンくらいの音なら無音に出来るため日常生活においては困ることはないだろう。
有線接続でハイレゾ対応
AUX接続のみだがハイレゾに対応。
40mm径のPET複合膜ドライバーと10mm径のLCP複合膜ドライバーのデュアルダイナミックドライバーによりクリアなサウンドをこの低価格で体感できるのは嬉しいところ。
さらに空間オーディオを使用することで音に広がりが出て、ボーカルがより聴きやすくなる。
ただ空間オーディオを使用した場合はイコライザーがオフのなるため、どちらを取るかは好みの分かれるところ。
できればどちらも選択できるようにしてほしかった。
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