【政府備蓄米】古米だって大丈夫！美味しく食べる裏ワザ大公開！

こんにちは！食費節約に関心のある諸君、そしてフードロス削減に貢献したいと考えている諸君。最近、政府から放出される「備蓄米」という言葉を耳にする機会が増えたであろう。

「備蓄米って古そうだし、美味しくないんじゃないの…？」

そんな不安を感じている者もいるだろう。確かに、備蓄米には新米とは異なる特徴があるが、ちょっとしたコツを押さえれば、驚くほど美味しく食べられるのだ！

今回は、政府備蓄米を家庭で美味しくいただくための裏ワザを、余すところなく紹介する。

そもそも政府備蓄米とは？

政府備蓄米とは、国が万が一の食糧不足に備えて備蓄している米のことである。一定期間保管された後、新しい米と入れ替えるために市場に放出される。これは、食品ロスを減らす観点からも非常に意義のある取り組みだ。

備蓄米は、基本的に国産のうるち米で、品質管理も徹底されている。しかし、長期間保管されているため、新米に比べると以下のような特徴がある。

これらの特徴を理解した上で、調理方法を工夫することが美味しく食べるための第一歩である。

それでは、備蓄米を美味しく炊き上げるための具体的な方法を見ていこう。

古米は表面が乾燥して砕けやすいことがある。ゴシゴシと力を入れて研ぐと、米が割れてしまい、炊き上がりがべちゃっとなる原因になる。

水分量が少ない備蓄米には、芯までしっかりと水を吸わせることが重要だ。

時間があれば、さらに長く浸水させても良い。冷蔵庫で一晩浸水させるのも良い方法だ。

乾燥している分、新米と同じ水加減では硬めに炊き上がりがちだ。

炊飯器のスイッチを入れる前に、以下のいずれかを少量加えるだけで、風味や食感が格段にアップする。

炊き上がったら、すぐに蓋を開けて全体を底からさっくりと混ぜ、余分な水分を飛ばす。その後、再度蓋をして10〜15分ほど蒸らすと、味が均一になり、より美味しくなる。

備蓄米は、その特徴を活かした料理にもぴったりだ。

パラパラ系ごはん: 水分が少なめなので、チャーハン、ピラフ、チキンライス、パエリアなどはベチャッとなりにくく、パラパラに仕上がる。
しっかり味付けごはん: カレーライス、丼もの、オムライスなど、濃いめの味付けの料理とも相性抜群だ。米の香りが穏やかな分、料理の風味を邪魔しない。
炊き込みご飯・混ぜご飯: きのこや鶏肉、野菜などと一緒に炊き込んだり、ひじきや鮭フレークなどを混ぜ込んだりするのも良い。具材の旨味が米に染み込み、美味しくいただける。
リゾット・お粥: 粘りが少ない特徴を活かして、サラッとしたリゾットやお粥にも向いている。